国債 イメージ画像(Shutterstock)

日本の超長期国債金利が上昇 石破首相の「ギリシャより悪い」発言の影響も

日本の超長期国債の金利が市場参加者の予想を超えるペースで上昇している。背景には、石破茂首相が国会で「日本の財政状況はギリシャよりも悪い」と発言したことが影響している可能性があると、一部の市場関係者は指摘している。

2025年5月19日、石破首相は参議院予算委員会で、国民民主党議員の「財政的な制約があるから減税を躊躇しているのか」との質問に対し、「我が国の財政状況は極めて厳しい。ギリシャよりも悪い状況だ」と答弁した。この発言は国内外のメディアで報じられ、議論を呼んでいる。

石破首相は同答弁で、「税収は増えているが、社会保障費も増えている。減税の財源を国債で賄う考えには賛同できない」と述べ、財政規律の重要性を強調した。

▶ 続きを読む
関連記事
日本が深海6千mでレアアース採取に成功。世界を驚かせたこの快挙は、中国の「資源兵器化」を無力化し、日本の「資源貧国」脱却を予感させる。独占体制の終焉と、新たな国際秩序へのカウントダウンを読み解く
台湾の半導体大手TSMCの魏哲家会長が2月5日、日本を訪れ高市首相と会談し、日本国内工場の技術高度化で合意した。会談の場では、魏氏が高市首相の著作を取り出す場面もあり、両者の協力関係を象徴する出来事として注目を集めている
高市政権による対中強硬姿勢と日中関係の緊張を背景に、日本のスーパーでWeChat PayやAlipayの導入廃止が相次いでいる
米IT大手アップルのティム・クックCEOは29日、同日行われた決算説明会で、世界的なメモリチップの価格上昇と供給不足が同社の収益性に影響を及ぼし始めていると明らかにした
アマゾンが過去最大となる累計3万人の人員削減を認めた。パンデミック後の消費正常化や組織の肥大化、AIによる自動化の進展が背景にある。無人店舗の閉鎖も含め、業界全体が「効率優先」のフェーズへと突入した