中共が関税協定に違反 米国 エタン輸出許可を厳格化
トランプ大統領は5月30日、中国共産党(中共)が関税協定に違反していると非難した。外部では、新たな争いが重要鉱物の輸出に関わる可能性が指摘されている。トランプ大統領は具体的な措置については明言しなかったが、すでにメディアは米国商務省が中国へのエタン輸出に許可証の申請を求めていると報じている。
ロイター通信によると、米国政府は複数の企業に対し、許可証がない場合には中国への石油化学原料の輸出を停止するよう命じ、以前に発行した一部の許可証も取り消した。これらの貨物にはエタンとブタンが含まれている。
匿名の中国のエタン輸入業者は、すべての輸出が停止されれば、大きな問題になると警告している。中国の輸入業者は、輸出業者が新しい輸出許可証を迅速に取得できるかどうかを注意深く見守っている。
関連記事
アメリカの マルコ・ルビオ国務長官は、12日に開催された G7 外相会議の席で、一部同盟国から米軍がカリブ海地域で麻薬輸送船に空爆を行ったことに対する合法性の批判を受け「ヨーロッパ諸国には、ワシントンが自国の安全をどう守るかを決める権利はない」と発言した。
米ワシントン・ポストの調査によると、中国の化学メーカーが覚醒剤(メタンフェタミン)の製造に使われる前駆体化学品を東南アジアの無政府地帯に大量に輸出しており、現地の武装勢力や犯罪組織が過去最大規模で覚醒剤を製造・密売していることが明らかになった。
シリア政府は10日、トランプ米大統領との会談を受け、過激派組織「イスラム国(ISIS)」の掃討を目的とするアメリカ主導の国連軍に参加することで合意した。シリア政府関係者が明らかにした。
最新のデータによると、アメリカが共産中国を追い抜き、アフリカ最大の外国直接投資国となった。アフリカが産出するリチウムやレアアースなどの戦略資源をめぐり、米中の影響力争いが激化している。
トランプ大統領は10日、ホワイトハウスでシリアのアフマド・シャラア大統領と会談した。シリアの国家元首が独立後にホワイトハウスを訪問するのは初めてで、両国は制裁解除や関係改善を中心に協議した。