2025年6月15日、イスラエルが3日連続でイランへの空爆を実行し、首都テヘランの攻撃地点からは濃い煙が立ち上がった。イスラム革命防衛隊(IRGC)情報部門責任者ムハンマド・カゼミ(Mohammad Kazemi)を含む3人の高級情報将校が、この攻撃によって命を落とした。(KHOSHIRAN/Middle East Images/AFP via Getty Images)

イスラエル イラン情報トップと副官を殺害

6月15日、イスラエルとイランの軍事的対立が急速にエスカレートする中で、イスラエルは、イラン・イスラム革命防衛隊(IRGC)の情報部門責任者モハンマド・カジミを含む3名の高級情報将校を空爆によって殺害した。今回の作戦は、両国が3日間にわたり繰り広げている相互攻撃の一環として実行したものである。

同日午後、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、米国メディア「フォックス・ニュース」のインタビューに応じ、イスラエル軍がイラン革命防衛隊の情報部門責任者モハンマド・カジミを標的とする空爆を実施したと明言した。ネタニヤフ首相は「ちょうど今、我々はテヘラン上空を飛行しながら、この首席情報官とその副官を殺害した」と語り、作戦の成功を強調した。

イランの準国営通信社「タスニム通信」もこの情報を伝え、革命防衛隊の声明として、カジミ、副官ハサン・ムハゲグ、さらにモフセン・バゲリという高級情報官3名が15日の空爆で死亡したと報道した。

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