G7サミット閉幕 7か国首脳が中共の越境弾圧を共同非難

カナダで開催されたG7首脳サミットは6月17日に閉幕し、会議後に複数の共同声明が発表された。その中には「越境弾圧」に焦点を当てた声明も含まれ、各国首脳は、外国勢力による侵略的な干渉に対する深刻な懸念を表明した。

G7はこうした越境弾圧を強く非難し、協力体制の強化や対応策の策定、さらに脅威に直面する個人や団体への支援を明確に約束した。

今回のG7サミットでは、共同コミュニケへの署名は行われず、代わりに一連の共同声明が発出された。これらの声明は、イスラエル・イラン紛争、移民密輸、人工知能、重要鉱物、森林火災、量子コンピューティングといった多岐にわたる課題を網羅している。なかでも注目されるのは、外国勢力による「越境弾圧」への直接的な言及が盛り込まれた点だ。

▶ 続きを読む
関連記事
イスラエルによるイラン国内の検問所への精密空爆が、長年市民を弾圧してきた政権側の支配力を揺るがしている。ドローンへの恐怖から治安部隊が逃走し、街頭の力関係が逆転する中、民衆蜂起への道が開かれつつある
米中経済・安全保障調査委員会は最近、ワシントンで公聴会を開いた。中共が中南米に綿密な支配網を築き、それが経済的圧力・軍事的プレゼンス・国際犯罪ネットワークを組み合わせた複雑な戦略へと進化させると警告
最大のイラン産原油の輸入国であり、湾岸地域への依存度も高い中国は、エネルギー供給のひっ迫に直面しており、その影響はエネルギー安全保障のみならず、経済全体の安定にも大きな打撃を与えている
国際原油価格の上昇が続くなか、中国共産党(中共)国務院台湾事務弁公室は「台湾は石油供給が途絶える」と主張したが、この発言に対し、ネット上では反発の声が上がった。一方、台湾政府は燃料価格の上昇を抑えるため、価格安定措置を打ち出している
台湾国防部は3月22日、米国から調達したMQ-9B高高度ドローンの初回2機の引き渡しを受けたと発表した。あわせて、F-16V戦闘機の納入遅れを巡っては、対米軍事調達の資金支払いの仕組みや生産状況を説明し、防衛装備の調達は着実に進んでいると強調した