米国のイラン攻撃を受け 石破首相が会見
石破茂首相は22日午前、米国がイラン国内の核関連施設3カ所を攻撃したとの発表を受けて、首相官邸で記者会見を行った。首相は「事態の早期鎮静化が何よりも重要である」と述べ、冷静かつ慎重な対応を強調した。日本政府は現在、事実関係の確認を進めており、イランやイスラエルを含む地域全体の邦人の安全確保に万全を期すよう関係省庁に指示したと明らかにした。
米国のトランプ大統領は21日夜、イランのフォルド、ナタンズ、イスファハンの3カ所の核関連施設に対し空爆を実施したと発表した。作戦には125機以上の航空機や潜水艦、地中貫通爆弾などが投入されたとされている。米国側は「イランの核計画を阻止するために必要な措置だった」と説明しているが、イラン側は強く反発しており、報復の可能性も指摘されている。
石破首相は会見で「イランの核兵器開発は阻止されなければならない」としつつも、事態の沈静化と対話による解決の重要性を強調した。日本政府は、関係国と連携しながら情報収集を徹底し、在留邦人の安全確保に向けた措置を講じている。既にイランに滞在していた日本人とその家族の一部は隣国アゼルバイジャンに退避しているが、現地にはなお約200人が残っているため、さらなる対応も検討中である。
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