ロシア前大統領 イランに核弾頭提供を示唆
「核発言騒動」が国際社会の注目を集めている。
ロシアのメドベージェフ前大統領は最近、Telegramに投稿し、米軍によるイラン核施設への空爆を非難するとともに、「いくつかの国がすでにイランに核弾頭を提供する準備ができている」と主張した。具体的な国名には言及しなかったが、この発言はすぐに世界的な関心を呼んだ。
米国のトランプ大統領は23日、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に投稿し、メドベージェフ氏の発言に対して強く反論した。トランプ大統領は「メドベージェフが核爆弾を送ると言ったのを私は聞いたのか? 彼は“あのNワード(核)”を口にし、イランに核弾頭を提供する意向を示したのか? それとも私の妄想か? 本当にそう発言したのなら、すぐに教えてほしい。“Nワード”は軽々しく発するものではない」と述べた。
関連記事
トランプ大統領とムハンマド王太子がワシントンで会談。AI・エネルギー・防衛分野で総額2700億ドル超の契約が続々成立。サウジは米国投資を1兆ドルに倍増表明、F-35売却も承認へ。
サウジのムハンマド・ビン・サルマン王太子が米国への投資を1兆ドルに拡大。トランプ大統領との会談で両国の戦略的協力や中東安定の行方が注目されている。
サウジのムハンマド・ビン・サルマン王太子がホワイトハウスを訪問。米サウジ関係の転換点となる防衛・外交・AI・中東和平の議論が交わされる。
国連安保理は米国案のガザ和平計画を支持し、国際治安維持部隊の派遣権限を承認。パレスチナ国家樹立にも言及
シリア政府は10日、トランプ米大統領との会談を受け、過激派組織「イスラム国(ISIS)」の掃討を目的とするアメリカ主導の国連軍に参加することで合意した。シリア政府関係者が明らかにした。