中国駐大阪総領事 イスラエルをナチスと同一視する投稿 イスラエル大使と米大使が強く反発
中国の薛剣(せつけん)駐大阪総領事が、イスラエルとナチス・ドイツを同一視する内容の投稿をSNS「X(旧ツイッター)」に行い、イスラエル側から強い反発を招いた。投稿はその後削除されたが、波紋が広がっている。
薛総領事は6月14日夜、イスラエルの国旗とナチス・ドイツの象徴である「かぎ十字(ハーケンクロイツ)」が描かれた旗を並べた画像をXに投稿した。その画像には、ナチス側には「ユダヤ人を虐殺」「アメリカは敵国」、イスラエル側には「ユダヤ人が虐殺」「アメリカはATM」といった説明が添えられていた。また、両者の共通点として「我々は特別で神聖な民族である」「国力の多くを軍隊に投入」「国際法は無視するもの」「占領した土地に入植を進める」などと記載した。
この投稿は、イスラエルとイランの軍事的な緊張が高まる中で行われた。イスラエルのギラッド・コーヘン駐日大使は6月19日、自身のXアカウントで「中国の駐大阪総領事は、あらゆる一線を越えました」と日本語と英語で強く非難した。コーヘン大使は「ナチスの象徴を持ち出してイスラエルを非難するという、その恥ずべき扇動は、極めて不名誉であるだけでなく、反ユダヤ的であり、危険であり、ホロコーストの記憶に対する深刻な侮辱でもあります」と述べた。
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