マイケル・フリン元将軍は、2025年2月18日にフロリダ州ウェストパームビーチのマール・ア・ラーゴで講演した(キャサリン・リー/大紀元)

北京で権力交代が進行か 米政界で習退陣説が広まる

最近、中国共産党(中共)の党首が権力を喪失したという情報が、米政界や海外メディアの間で引き続き広がっている。

6月30日、中共政治局が会議を開き、「党中央政策決定議事調整機関工作条例」を審議し、重大な政策課題に対する「トップレベルデザイン」や「統合調整」の推進を打ち出した。専門家の間では、この動きが一人独裁体制を修正する兆候であると受け止められており、習近平が権力を喪失したという見方を裏づけるものと分析している。

中共中央政治局は、6月30日の会議で「党中央政策決定議事調整機関工作条例」を審議した。中共の機関紙・新華社は、この会議において中央決策議事協調機構の設立と、同条例の制定が決定された。重大な政策課題を中共中央が一元的に指導する体制が強化され、重要任務の遂行を制度的に支える枠組みが整備されたと報じている。

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