潤す水の選び方
飲めば飲むほど喉が渇く? 中医学が明かす“偽の水分補給”の真実
7月の日本は猛暑が続きます。地下鉄、オフィス、ショッピングモールなど、どこでもペットボトルの水を手にして頻繁に水を飲む人を多く見かけます。しかし、いくら飲んでも喉の渇きが収まらず、体がだるく感じるという声も少なくありません。
中には「毎日2〜3Lの水を飲んでいるのに、体はまるで砂漠のように乾いていて、めまいや動悸まである」と訴える人もいます。
実は、水の量が足りないのではなく、「飲み方」が間違っているのかもしれません。
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