建設中に崩落した尖扎黄河特大橋。(映像よりスクリーンショット)
中国国有企業の体質に疑念 杜撰施工と腐敗の連鎖

崩れ落ちた「中国速度」 完成を待たず崩壊した「腐敗」の橋

中国において社会や制度、都市開発のスピードを強調する言葉に「中国速度」というものがある。もともとは2008年以降、加速度的に整備された中国の高速鉄道などで使用されていたが、その裏では安全性に深刻な問題を抱えているようだ。

青海省で建設中だった高速鉄道の橋、「尖扎(せんさつ)黄河特大橋」が8月22日未明に倒壊し、工事に従事していた作業員ら16人が高さ約100メートルの橋上から転落した。国営メディアによれば、同日夜までに12人の死亡が確認され、4人が行方不明となっている。

橋は両岸の塔からワイヤーロープで支える構造であり、そのロープと橋をつなぐビームアンカーの切断が事故原因とみられる。

▶ 続きを読む
関連記事
中国共産党軍の有力幹部で、中央軍事委員会副主席を務めていた張又俠が拘束されたと伝えられて以降、その所在はいまも明らかになっていない。こうした中、同じく失脚した何衛東の死亡をめぐり、新たな説が相次いで浮上しており、中国共産党上層部で進む軍内粛清の実態に改めて注目が集まっている
北京で「裸官」とされる高官への対応が第3段階に入り、家族の帰国か辞職を求める措置が進展。地政学的リスクや国内安定、資金流出への警戒を背景に、統治体制や人事運営への影響が指摘されている
近ごろ、インドで発生したニパウイルス感染に関する報道が、中国メディアの複数のウェブサイトで相次いで掲載され、関連話題は微博(ウェイボー)上で急速に拡散し、トレンド入りした
ある専門家は張又俠と劉振立が「党を守る」ために習近平を排除するクーデターを準備していたと述べ、内部の密告により計画が頓挫した可能性を示唆している
習近平政権下の中国で加速する少子化と人口崩壊の深層に迫る。長年の強権的な産児制限の後遺症に加え、絶望した若者たちが「出産ストライキ」や「自暴自棄」という形で静かな抗議を続ける、国家存亡の危機を解説