イメージ画像。美団(メイトゥアン)のフードデリバリー配達員。(Getty Image)
デリバリー値引き合戦の裏

飲食店が次々「戦死」 中国デリバリー戦争の現状

この夏、中国ではアリババ、京東、美団といった大手デリバリープラットフォームが大規模な値引き合戦を展開した。表面上は利用者が安く食事を楽しめるように見えるが、その代償を払ったのは飲食店である。

北京の商業施設で豚足料理の専門店を開いた若い経営者は、約1600万円を投じたにもかかわらず、わずか1年で店を畳んだ。看板料理は当初33元(約680円)であったが、キャンペーンが進むにつれて12元(約250円)にまで値下げせざるを得ず、家賃すら払えなくなったという。

コーヒー店の経営者も「1杯2元(約40円)のコーヒーは原価の方が高い。損失はすべて店の負担である」と嘆いている。

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