2025年9月26日、米ホワイトハウスを出発する前に記者団に語るトランプ大統領。(Madalina Kilroy/大紀元ホワイトハウス担当記者)

米国 麻薬カルテルとの武力衝突開始 トランプ大統領が軍事行動強化を発表

トランプ大統領はアメリカが現在、麻薬カルテルとの武力衝突状態にあると発表。カルテルはテロ組織に指定され、アメリカ軍はカリブ海で軍事行動を強化。違法薬物の流入阻止や国民保護のため、今後も対策が進められる見通しだ。

トランプ政権が10月2日に連邦議会に提出した覚書によれば、トランプ大統領は「アメリカは現在、麻薬カルテルと国際紛争に該当しない武力衝突の状態にある」と発表した。政府当局者は、すでに麻薬カルテルを「テロ組織」として指定している。

覚書は次のように指摘する。「大統領がこれらの行動を指示したのは、アメリカ国民およびアメリカの海外における利益を保護する責任を果たすためであり、かつ最高司令官ならびにアメリカ大統領として外交を処理する憲法上の権限に基づき、アメリカの国家安全保障と外交政策上の利益を推進するためである」

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