就職説明会の会場で企業ブースを訪れる中国の若者たち(イメージ画像)。(AFP/Getty Images)
中国で横行する「就職支援」商法

就職難が生んだ「面接詐欺」 若者の焦りを狙う詐欺=中国

中国では、若者の就職難がかつてないほど深刻化している。

今年の大学卒業者は約1222万人に達するとみられるが、昨年の内部資料によれば、上海の有力大学で就職できたのはわずか15%にとどまったという。政府が公表する数字は実態とかけ離れているとの指摘が相次ぎ、正確な失業率は誰にもつかめない。海外メディアも一斉に報じており、現地の声を総合しても、状況の改善は見られない。

そうした焦燥感につけ込むように、「闇ビジネス」と呼ばれる詐欺的な就職商法が横行している。

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