アルゼンチンのハビエル・ミレイ大統領は、2025年10月26日、ブエノスアイレスで行われた中間選挙の結果を受けて、与党「ラ・リベルタッド・アバンサ」本部で支持者に手を振った(Luis Robayo/AFP via Getty Images)

ミレイ政権が中間選挙で勝利 「ショック療法」改革に追い風

アルゼンチンのハビエル・ミレイ大統領が率いる与党「自由前進党」は、10月26日に実施された中間選挙で勝利を確実にし、大統領就任後初の国政選挙で有権者からの強い支持を得た。

地元メディアが選挙当局の集計データを基に報じたところによると、自由前進党は下院選で全国得票率40.8%を獲得。また、上院の3分の1が改選された8州のうち6州で勝利したとされる。一方、中道左派の野党であるペロン派は31.7%にとどまった。

今回の選挙では、アルゼンチン国会の半数にあたる下院127議席と上院24議席が改選対象となった。

▶ 続きを読む
関連記事
ベネズエラ野党指導者マリア・コリナ・マチャド氏が変装し軍検問を突破、漁船でカリブ海を渡りノルウェーへ。娘の代理受賞後自ら到着、トランプ政権支援を認め平和賞を国民と米大統領に捧げると述べた
米国の入国審査が、かつてないレベルで厳しくなろうとしている。日本を含むビザ免除国からの旅行者であっても、今後は過去5年分のSNS履歴や家族情報、生体データまで提出が求められる見通しだ。
世界フィギュアスケート・グランプリファイナルで、米国のアリサ・リウ選手が女子シングルを制し注目を集めている。名古屋での大会で圧巻の演技を披露した一方、父が天安門事件後に米国へ亡命した元学生運動指導者であることも改めて話題となっている。
中国からカナダへ亡命し、ブリティッシュコロンビア州でカヤック事故により死亡した人物が、死亡時に中国の秘密警察のエージェントに標的にされていたと、元中国スパイの証言から明らかになった
ネットワーク機器大手のTP-Linkが米連邦取引委員会(FTC)をはじめ複数の政府機関から調査を受けている。同社は中国共産党との関係を意図的に希薄化し、米国企業と誤認させた疑いを指摘された