1月15日、ホワイトハウスを訪問したノーベル平和賞受賞者で、ベネズエラの野党指導者マリア・コリナ・マチャド氏が、2025年12月にノルウェーで行われた授賞式に出席するため、命がけの脱出を余儀なくされていた。脱出を主導した「グレイ・ブル救援基金」は16日、マチャド氏をベネズエラから脱出させた際の緊迫した様子を収めた映像を公開した。
映像の中で、マチャド氏は「マリア・コリナ・マチャドです。無事で、安全です」と語っている。
グレイ・ブル救援基金の創設者ブライアン・スターン氏は、「船でマチャド氏を迎えに行った。この地域には1か月以上出入りしていた」と説明した。
マチャド氏が昨年12月にベネズエラを脱出した際の映像も公開された。脱出には約16時間かかって、極秘裏にカリブ海を渡ってノルウェーに到達したが、航行中は高波と強風に見舞われたという。
マチャド氏は、「波の高さは6フィート(約1.8メートル)を超え、風も非常に強かった。海上で迷い、GPSの信号を失い、衛星電話もつながらず、スターリンクのアンテナも作動しなかった。すべての問題が同時に起きた」と当時を振り返った。
困難な脱出の末、マチャド氏はノーベル平和賞のメダルを受け取り、ホワイトハウス訪問の際、ベネズエラ国民の自由に対する貢献を称え、トランプ米大統領に贈呈した。困難な脱出の末、マチャド氏はノーベル平和賞のメダルを受け取り、ホワイトハウス訪問の際、ベネズエラ国民の自由に対する貢献を称え、トランプ米大統領に贈呈しました。ホワイトハウス当局者は16日、トランプ氏がこのメダルを受け取ったことを明らかにした。
一方、1月3日に米軍がマドゥロ氏を拘束した後、副大統領のロドリゲス氏が暫定大統領に就任し、米国との協力を進めている。トランプ大統領は15日朝の投稿で、ロドリゲス氏との電話会談後、「ベネズエラの安定と復興を支援するうえで、両国は『大きな進展』を遂げた」と述べ、石油、鉱物資源、貿易、国家安全保障について協議したことを明らかにした。
また、米国への不法移民231人を乗せた航空機が16日、ベネズエラに到着した。これはマドゥロ政権崩壊後、米国が実施した初の強制送還便となった。
同日、米FAAは、メキシコ、中米、南米の一部地域を飛行する航空会社に対し、軍事活動やGPS妨害の可能性があるとして警戒を呼びかけた。トランプ氏は先週、米軍がメキシコの麻薬組織を地上で攻撃する可能性を示唆している。
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。