極左団体がイラン支持デモを組織 背後に親中共の米国富豪

2026/03/06
更新: 2026/03/06

米国とイスラエルがイランによる核兵器保有を阻止するため、軍事的措置を進めている中、米国内ではこれに反対する大規模な抗議行動が展開されている。これらの抗議の背景には、中共寄りとされ、現在は中国に居住する米国出身の富豪の存在が指摘されている。

「アンサー連合(ANSWER連合)」と呼ばれる非営利団体は、米国の軍事行動を「根拠のない違法なもの」と非難している。

アンサー連合のウェブサイトに掲載された緊急抗議の通知によると、3月2日に全米55都市で抗議活動が行われ、最も早い地域では午後3時30分から開始された。通知は「今すぐ街頭に出よう」と呼びかけ、この行動を「大規模な反戦運動」と位置づけている。

アンサー連合は、トランプ氏が「米国軍人の命、さらには無数のイラン人および地域の他の人々の命を犠牲にすることもいとわない」と発言したと非難した。これはトランプ大統領を中傷し、同氏の発言を歪曲していると見られている。

アンサー連合の指導者たちは、自らをマルクス主義者、共産主義者と称している。その背後にいるのが、中共の支持者であり、米国の富豪ネヴィル・ロイ・シンガム氏である。

アンサー連合は、実際にはシンガム氏の資金提供を受ける多数の相互に関係する極左団体の一つにすぎない。

トランプ大統領が28日未明、声明でイランへの軍事行動の開始を発表してから数分後、シンガム氏から資金提供を受けるニューヨーク拠点の団体「ピープルズ・フォーラム」が「緊急動員令」を発し、同日午後2時にニューヨーク・タイムズスクエアでの抗議行動を呼びかけた。

「ピープルズ・フォーラム」の本部はニューヨーク・マンハッタン中心部にあり、「アンサー連合」も同地で活動している。

さらに、シンガム氏が資金支援を行っているとされるメディア「ブレークスルー・ニュース」は、米軍が学校を爆撃したとする映像を配信した。関係者らはこれを積極的に拡散し、米国を無制限の侵略行為に及ぶ国家であるかのように印象づけようとしている。

「ブレークスルー・ニュース」と「ピープルズ・フォーラム」は同一の住所を使用しており、その編集長ベン・ベッカー氏はアンサー連合の共同創設者ブライアン・ベッカー氏の息子である。

アンサー連合と関係する他の極左団体には、「米国民主社会主義者」、「コードピンク」、「良心と戦争センター」、「アバウト・フェイス組織」などが挙げられる。

これらの組織は、過去の重大な国家安全保障上の事件でも迅速に動員して誤情報を拡散し、世論を混乱させてきた。たとえば、今年1月初めに米軍がベネズエラのマドゥロ大統領夫妻を逮捕した際も、同様の動きを見せた。

米国務省は2月12日、X上で次のように投稿している。
「『コードピンク』や『ピープルズ・フォーラム』のような組織は、米国を中傷し、マルクス主義政権の暴力行為を美化し、マドゥロら麻薬テロリストを擁護している。同時に、中共とつながりのある寄付ネットワークから多額の資金を受け取っている」。

「ピープルズ・フォーラム」は、ミネソタ州ミネアポリスで発生した複数の暴動を背後で支援・促進した主要な二つの組織のうちの一つである。もう一方は「社会主義と解放党」であり、これも「ピープルズ・フォーラム」と同様に主にシンガム氏から資金提供を受けている。

フォックス・ニュースは1月30日、「シンガム氏は中共の独裁政権を支持し、複数のダークマネー組織と関係している。これらの組織は、米国および世界各地で中共の影響下にある極左過激活動を資金援助している」と報じた。

長年にわたって連邦当局の捜査を受けているにもかかわらず、元連邦検察官はフォックス・ニュースの取材に対し、「シンガム氏が長期にわたり中国に滞在していることが、米国の法執行機関による召喚令状の拘束を事実上免れさせている。その一方で、彼のダークマネーネットワークは今も米国内で破壊的活動を続けている」と語っている。