近年では、中国の若者たちの間で「旅をしながら屋台を出す」というスタイルも広がっている。(GettyImages)

「野菜拾いツアー」がブーム 観光地の業者は苦境で悲鳴

今月初め、中国では合計8日間の休暇となった。全国各地の観光地には多くの人が押し寄せたが、今年は例年とは少し様子が異なる。旅行には出かけているものの、消費はほとんど増えていない。「必要以上の出費はしない」「無駄遣いは一切しない」という合言葉のもと、宿泊費を節約するために自前のテントを持ち込み、道路脇で一夜を明かす旅行者も現れている。観光業者からは「今年は本当に異常だ」という悲鳴が上がっている。

中にはお金を使わないどころか、旅をしながら屋台を出して収入を得る人も登場した。さらに、野菜を拾って持ち帰って冬のあいだ食べ続ける人もいるようだ。

中国のSNSでは、かつて観光地の宣伝といえば「どんな体験ができるか」「何が名物か」といった情報が主流であった。しかし現在は「どこで最も節約できるか」「無料で国内旅行を楽しむ方法」などの節約術の投稿が人気を集めている。

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