台湾衛生福利部苗栗病院精神科部長であり、台湾国際臓器移植ケア協会の副理事長も務める黄千峯(こう・せんほう)医師が来日し、10月27日、横浜市で特別講演を行った(大紀元)

医療が結ぶ日台の絆 アルコール健康政策と臓器移植立法をテーマに特別講演

台湾衛生福利部 苗栗病院 精神科部長であり、台湾国際臓器移植ケア協会の副理事長を務める黄千峯医師が10月27日、横浜市で特別講演を行った。講演では、日本のアルコール健康障害対策法を高く評価するとともに、臓器移植をめぐる国際的な倫理課題に警鐘を鳴らした。会場を訪れた横浜市議は「中国で実際に行われている事実に衝撃を受けた」と述べ、法的整備の必要性を訴えた。

黄医師は、日本が2013年に制定した「アルコール健康障害対策基本法」について、「アジアで初めて飲酒問題を国家の健康政策の一環として位置づけた」として高く評価した。

これまで飲酒の問題は、個人の嗜好や道徳の問題と見なされがちだったが、実際には心身の健康に深刻な影響を及ぼすものである。同法の設計は極めて包括的で、中央政府と地方自治体の役割分担、教育の推進、人権の尊重、スティグマ(偏見)の解消などが盛り込まれている。

▶ 続きを読む
関連記事
カナダ映画『超限戦』を10月、東京とさいたまで上映。パンデミック下で拘束されたウイルス学者を描き、科学と権力、情報統制をめぐる問いを投げかける
日本の柔道女子選手、前田凛は10月1日、女子70キロ級で金メダルを獲得した。準々決勝で中国の唐婧と対戦した際、相手に20秒以上にわたり腕をかまれ、この思わぬ出来事が日中で大きな話題となっている
木原稔官房長10月2日記者会見において、北海道共同募金会が運営する「赤い羽根共同募金」をめぐり、寄付金約2億5千万円の使途が不明となっている問題を取り上げ、「大変遺憾である」との認識を示した
食卓を支える農村が消える?2050年、全国の4分の1の集落が機能停止の危機に直面。食料・安全保障危機を未然に防ぐため、守るべき農地の「線引き」や広域連携、「農村の終活」という新たな選択肢に迫る
聖書の「バベルの塔」の物語を手がかりに、AI開発競争を考察。技術や資本の集中、共通基盤への依存、競争から取り残されることへの懸念など、現代のAI開発と物語に共通する構図を探る