高市総理「午前3時過ぎ」の答弁準備 木原官房長官が擁護
木原稔官房長官は11月5日の記者会見で、高市早苗総理大臣が衆議院予算委員会の答弁準備のため、午前3時過ぎから公邸で秘書官らと打ち合わせを行ったことについて記者から問われた。総理が自民党総裁就任時に「ワークライフバランスという言葉を捨てて働く」と発言したことへの是非や、同席職員のワークライフバランスに関する政府の見解、今後の国会対応について答えた。
木原官房長官はまず、高市総理の「ワークライフバランスという言葉を捨てて働く」との発言について、「自民党総裁として職務に当たる決意を総理が申し上げられたもの」であると説明。その上で、「総理自身がワークライフバランスを否定するようなお考えはまずお持ちになっていない」と強調し、発言の真意はワークライフバランスの否定ではないことを重ねて冒頭に述べた。
一方で、高市内閣として初めての衆議院予算委員会での基本的質疑が行われる中、「質疑に立たれる予算委員の皆様方の質問に対して的確な答弁を行い、国会審議を円滑に進めるためには、丁寧かつ入念な準備が必要となるというのも事実」であると、深夜に及んだ準備の必要性にも理解を示した。
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