東京エレクトロン台湾子会社を起訴 TSMC機密流出で監督責任問う
台湾の検察当局は2日、東京エレクトロンの現地子会社を営業秘密保護法や国家安全法違反などの罪で起訴したと発表した。重要基幹技術に関する営業秘密侵害で企業法人が訴追されるのは初めて。
台湾の半導体受託製造大手TSMCで、先端の2ナノメートル製造プロセスに関する技術情報が流出した事件で、台湾高等検察署知的財産検察分署は2日、東京エレクトロン株式会社が国家安全法などに違反した疑いがあるとして、法人として起訴した。
事件は、TSMCの情報セキュリティ監視システムが昨年6月末、社内ネットワーク上で不審なアクセスを検知したことから発覚した。検察当局の調べによると、TSMCのエンジニア複数名がリモートワーク中、機密情報が表示された画面をスマートフォンで撮影し、非公式な経路で外部へデータを送信していたという。社外で撮影が行われた可能性も指摘されている。
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