高市早苗首相 Getty Images

高市内閣 ガソリン補助金25.1円/Lに引き上げ 物価高対策の第一弾

高市首相は12月12日、自身のXへの投稿において、ガソリン価格の引き下げ策として、政府による補助金をさらに5.1円/L引き上げ、暫定税率廃止と同水準である25.1円/Lとしたことを公表した。首相はこの措置を「高市内閣の総合経済対策第一弾」と位置づけている。

軽油についても、既に11月27日に暫定税率廃止と同水準の17.1円/Lまで補助金が引き上げられている。このガソリン価格の引き下げ措置は、二人以上の世帯に対し、年間で約12,000円程度の負担軽減になると試算されている。ただし、ガソリンスタンドの在庫状況によっては、価格引き下げに時間がかかる場合があるため、国民に対し、通常のペースで給油するよう呼びかけている。

今回の措置の背景には、物価高騰が家計の安心感を揺るがし、個人消費や民間需要の力強さを欠く現状認識がある。日本経済は依然として「デフレ・コストカット型経済」から「成長型経済」への移行が道半ばであり、デフレへの後戻りを避けるための分岐点に立っている。

▶ 続きを読む
関連記事
米国の次世代ミサイル防衛構想「ゴールデン・ドーム」に日本が参加へ。高市首相とトランプ大統領の首脳会談で表明予定。極超音速兵器(HGV)への対処や宇宙・防衛協力の深化など、日米同盟の新局面を解説
東日本大震災から15年、赤澤経産相が職員へ訓示を述べた。逃げ遅れを防ぐ「正常性バイアス」との闘い、廃炉現場への「フィジカルAI」導入による創造的復興のビジョンが語られた
震災から15年の11日、高市首相は追悼式で哀悼の誠を捧げ、Xでは「福島の復興なくして日本の再生なし」と復興への責任貫徹を表明した
訪米した赤澤経産相は、ラトニック米商務長官と会談を行った。米国による新たな関税措置に関して日本を不利に扱わないよう申し入れるとともに、エネルギーやAIなど重要分野での日米連携を確認した
中国全人代が開幕し2026年のGDP成長率目標を4.5〜5%に設定する一方、国防費を前年比7%増とする方針が明らかになった。これに対し官房長官が見解を示した