2026年1月3日、米軍によるベネズエラのマドゥロ大統領の拘束を受け、米フロリダ州マイアミ近郊のドーラル市(Doral)に住むベネズエラ人たちが集会を開き、祝賀した。(GIORGIO VIERA/AFP/Getty Images)

写真特集 マドゥロ氏拘束 世界各地でベネズエラ人が歓喜

1月3日未明、アメリカ軍の精鋭部隊がベネズエラのマドゥロ大統領とその妻を一挙に拘束したというニュースが瞬く間に世界を震撼させた。世界各地に移住したベネズエラ人たちは、この知らせを聞いて次々と街頭に繰り出し、歓声を上げて祝った。マドゥロ政権下では、深刻な経済危機や弾圧から逃れるため、およそ800万人もの国民が祖国を離れている。

石油や金、レアアースなど豊富な資源を有しながらも、ベネズエラは極度の貧困に陥っている。ベネズエラ金融観察所(OVF)の報告によると、同国の86%の家庭が貧困線以下の生活を送っている。平均的な家庭の月収はわずか231ドルに過ぎず、食料の基本的支出だけで391ドルを要するという。多くの家庭は、海外在住の親族からの送金に生活を頼っているのが実情だ。

深刻な経済危機に国家による弾圧が加わり、大規模な移民の波を引き起こした。国連のデータによると、これまでに790万人のベネズエラ人が故郷を追われており、これは同国の総人口の約4分の1に相当する。移民の大半は周辺のラテンアメリカ諸国に留まっているが、多くの人々がアメリカやヨーロッパへも新天地を求めている。

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