外務省 中共の対日輸出禁止に抗議 撤回を要求
外務省は7日、中国共産党(中共)が日本向けに軍民両用品目の輸出を禁止すると発表したことを受け、強く抗議するとともに、措置の撤回を求めたと明らかにした。金井正彰アジア大洋州局長は、在日中共大使館の施泳次席公使に対し「日本のみをターゲットにした今般の措置は、国際的な慣行と大きく異なり許容できず、極めて遺憾だ」と抗議した。
中共は6日、日本向けに潜在的な軍事用途を持つ「軍民両用物資」の輸出を禁止すると発表し、同措置は即日発効した。これにより、特定のレアアース(希土類)の対日輸出も禁止されることになる。
中共商務部は同日、「軍民両用物資の対日輸出管理を強化する公告」を公表し、日本の軍事用途向けや、日本の軍事力強化につながるすべての最終用途向けの輸出を禁止するとした。対象となる具体的品目は明示されていないが、商務部が2025年12月31日に公表した2026年版「軍民両用物資・技術の輸出入許可管理目録」には、レアアース、化学製品、先端電子部品、各種センサー、航空宇宙部品、無人機、核関連技術などが含まれている。
関連記事
高市早苗首相は、X投稿で政府が進める外国人政策の適正化について説明。在留資格「経営・管理」の在留資格認定証明書(COE)の交付件数が、令和8年上半期に前年同期比90%減少したことを明らかにした
高市早苗首相は26日午後9時からトランプ米大統領と電話会談を行ったと明らかにした。トランプ氏から米中首脳会談について詳細な説明を受け、経済安全保障や安全保障など中国をめぐる課題について、引き続き緊密に連携していくことを確認した。
日米首脳会談で、トランプ米大統領が円安によって米国の貿易環境が厳しくなっているとの懸念を高市早苗首相に伝えてい […]
国連憲章に残る「旧敵国条項」を巡り、日本と中国の間で応酬が続いている。中共政府側がXなどで同条項が現在も効力を持つかのような発信を行っているのに対し、外務省もXで外務省は、国連で既に「時代遅れ」との認識が示されているとして反論した
高市早苗首相は第81回国連総会の一般討論演説で、「法の支配」に基づく国際秩序を維持・強化する必要性を訴えた。日本の国連加盟70周年の節目を踏まえ、国連改革や核軍縮・不拡散、AIなど幅広い課題で日本が国際社会への貢献を強化する方針を示した。