「パンダ血」の中国男性死亡 死後の複数臓器提供に疑問の声
中国本土で、48歳の男性・李長波(り・ちょうは)さんが死亡し、その後、家族が複数の臓器を提供したとする報道が注目を集めている。李さんは希少血液型である「パンダ血(Rhマイナス型)」の持ち主だったという。
中国河南省濮陽市の官製メディアは1月14日、13日に濮陽市台前県在住の農民である李長波氏(48)が「呼吸不全」により死亡したと伝えた。報道によれば、「市赤十字会の人体臓器提供コーディネーターの立ち会いのもと」、李さんの家族は肝臓、腎臓2個、角膜を提供し、5人の患者に移植されたという。
記事では、李さんは幼少期から体が丈夫で、獅子舞を習い、運転手や警備員として働いた経歴があると紹介されている。また、希少な「パンダ血」の持ち主として、毎年、無償で献血を続けてきたと伝えている。
関連記事
中国の臓器移植制度に対する共産党の統制について、国際団体ETACが調査報告書を公表。12省で医師や責任者が共産党員だった事例を19件確認したほか、軍の関与や監督機関の独立性の欠如、内部告発者への処罰についても報告
長沙市のある住宅地の監視画面に、若者が15階建ての建物の屋上から転落する姿が映った。20分後、地元の公安が現場に到着し、速やかに「飛び降り自殺」と結論づけ、立件しないと決めた。しかし…
東京・武蔵野プレイスで、海外での不透明な臓器移植や強制臓器摘出のリスクを伝えるポスター展が開催。世界70か国の作品を通じ、出所不明な臓器をめぐる倫理的課題や帰国後の医療リスクを訴え、命の尊厳を問いかけている。会期は10月6日までの3日間
米上院が「法輪功および強制臓器収奪被害者保護法案」を可決した。超党派の上下両院議員が声明を発表し、中国での強制臓器収奪をめぐる人権侵害の責任追及や制裁の必要性を訴えた
米上院は9月28日、「法輪功および強制臓器摘出の被害者保護法案」を全会一致で可決。同法案は米議会が推進する、法的拘束力を持つ制裁法案で、中共政府による法輪功学習者やその他の良心の囚人からの生体臓器摘出を抑止し、処罰することを目的としている