神に祈るからAIに聞くへ 中国の若者と「サイバー玄学」の時代
ロイター通信は、中国当局が3年間にわたり実施した新型コロナ感染防止対策の「ゼロコロナ」政策が、中国経済に深刻な打撃を与え、失業率を歴史的高水準にまで押し上げたと報じている。中国大陸ではここ数年、「卒業=失業」や「35歳でリストラ」といった言葉が、もはや一部の例外ではなく、一世代の若者が共有する集団的体験となりつつある。
現実の出世ルートが次第に閉ざされる中、若者たちは就職を願って寺院を訪れ、神仏に祈りを捧げることで心理的な慰めを求める現象も見られる。そして次に目を向けたのが、目に見えず手にも触れられないが、あたかも「答えを与えてくれる」かのように映る領域、すなわち「AI玄学」である。
いわゆるAI玄学、またはサイバー玄学(Cyber Divination)とは、アルゴリズムやモデル、データを用いて(それらしく構築)された占いや算命、運勢分析を指す。昨年、この種のコンテンツの中国SNS上での再生回数は、累計で1千億回規模に達した。
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