TSMC会長が本を取り出す場面に 高市首相も驚きの表情

2月5日、台湾TSMCの魏哲家会長が日本を訪問し、高市首相と会談し、日本国内工場の技術高度化について合意した。会談の場で魏哲家氏が取り出した一冊の本が、高市氏を驚かせた。

その本は、高市首相が2021年に出版した「美しく、強く、成長する国へ。『私の日本経済強靱化プラン』」だった。TSMCの日本進出や工場建設を後押しする政治的青写真と位置付けられてきた著作で、魏氏がこれを手にしていたことに、高市氏は強い驚きを示した。

同書は、高市首相が2021年9月に自民党総裁選への出馬を表明した際、急いで執筆・出版したものだ。内容は危機管理投資と成長投資を通じてポストコロナ時代の課題に対応することを掲げ、経済安全保障の強化や、中国共産党(中共)からの深刻な脅威への備え、サイバーセキュリティの強化などを柱としている。

▶ 続きを読む
関連記事
高市政権による対中強硬姿勢と日中関係の緊張を背景に、日本のスーパーでWeChat PayやAlipayの導入廃止が相次いでいる
米IT大手アップルのティム・クックCEOは29日、同日行われた決算説明会で、世界的なメモリチップの価格上昇と供給不足が同社の収益性に影響を及ぼし始めていると明らかにした
アマゾンが過去最大となる累計3万人の人員削減を認めた。パンデミック後の消費正常化や組織の肥大化、AIによる自動化の進展が背景にある。無人店舗の閉鎖も含め、業界全体が「効率優先」のフェーズへと突入した
日銀が公表した12月会合議事要旨で、9人全員が賃金・物価上昇継続を指摘。円安・労働不足によるインフレ圧力を考慮し、追加利上げを視野に。実質金利はマイナス圏で、金融緩和継続中