「はだしの弁護士」陳光誠氏 王志安を名誉毀損で提訴 東京地裁で初弁論
2月10日、アメリカ在住の盲目の人権活動家・陳光誠氏が王志安を名誉毀損で提訴した裁判の第1回口頭弁論が東京で開かれた。東京地裁は同日午後に審理を開始し、陳氏側の弁護団が出廷して意見陳述を行ったが、王志安は出廷しなかった。
元中国共産党中央テレビ(CCTV)の記者、現在日本でユーチューバーとして活動している王志安は2025年8月18日、自身のYouTubeチャンネルで公開した「陳光誠は本当に盲人なのか?」と題する動画の中で、「陳光誠は目はちゃんと見えている」と繰り返し主張した。この動画はすでに48万回再生されている。
「はだしの弁護士」として名を馳せた陳光誠氏は、幼少期に視力を失ったが、独学で法律知識を学び、農民や障害者などの権利擁護に取り組んだ。2000年代には、地方当局による強制的な家族計画政策の実態を告発したことで当局の圧力を受け、2006年に実刑判決を受けた。出所後も自宅軟禁状態が続いた。2012年4月、軟禁から脱出して北京のアメリカ大使館に入り、その後アメリカへ亡命した。
関連記事
カナダ映画『超限戦』を10月、東京とさいたまで上映。パンデミック下で拘束されたウイルス学者を描き、科学と権力、情報統制をめぐる問いを投げかける
日本の柔道女子選手、前田凛は10月1日、女子70キロ級で金メダルを獲得した。準々決勝で中国の唐婧と対戦した際、相手に20秒以上にわたり腕をかまれ、この思わぬ出来事が日中で大きな話題となっている
木原稔官房長10月2日記者会見において、北海道共同募金会が運営する「赤い羽根共同募金」をめぐり、寄付金約2億5千万円の使途が不明となっている問題を取り上げ、「大変遺憾である」との認識を示した
食卓を支える農村が消える?2050年、全国の4分の1の集落が機能停止の危機に直面。食料・安全保障危機を未然に防ぐため、守るべき農地の「線引き」や広域連携、「農村の終活」という新たな選択肢に迫る
聖書の「バベルの塔」の物語を手がかりに、AI開発競争を考察。技術や資本の集中、共通基盤への依存、競争から取り残されることへの懸念など、現代のAI開発と物語に共通する構図を探る