退役軍人事務部前で、元軍人の男性が木に登り自殺を図ろうとした。2026年2月9日。(動画よりスクリーンショット合成)
退役後の扱いに絶望か

中国 旧正月直前に元軍人が木に登り自殺図る

2026年2月9日、旧正月を目前に控えた北京で、元軍人の高齢男性が政府機関の前で木に登り、自ら命を絶とうとする事件が発生した。

場所は北京市豊台区にある退役軍人事務部の相談窓口前である。警察や消防が出動し、現場は一時騒然となった。

動画には、男性が木の上から自らの置かれた苦しい状況を訴える様子を映している。警察官が塀の上によじ登って説得を続け、消防隊員は下で待機する緊迫した場面である。周囲には多くの市民が集まり、スマートフォンで撮影する姿も見られた。

▶ 続きを読む
関連記事
中間選挙直前の米中首脳会談は選挙目当ての演出なのか。習近平が抱える国内事情と短期の貿易休戦を読み解き、トランプが「強い立場」から自国の労働者と経済の利益を優先して仕掛けた交渉戦略の意図と背景を論評する
中国当局は半導体やAIなどの先端技術に巨額を投じる一方、家計消費は低迷し、若者の就職も厳しさを増す。投資と借り入れに頼る成長の限界を分析する
中国の経済学者らは、地方政府の債務問題が不動産不況以上に深刻だと警鐘を鳴らした。企業間の連鎖債務は約30兆元に上り、金融機関や不良債権処理会社にもリスクが広がっている
米軍がホルムズ海峡で新たな兵器を投入した。1回の攻撃にかかるコストは、ミサイルを発射するよりはるかに安いという。
中国は人型ロボットを次の成長戦略に据え、政府調達と補助金を大幅に拡大している。一方、現場では低い作業効率や学習データ不足、収益化の困難が残る。国家主導の量産競争は、新たな過剰生産を招くのか