中国共産党中央政治局委員で中央軍事委員会副主席の張又侠、および中央軍事委員会委員で同委員会統合参謀部参謀長の劉振立が、1月24日午後に失脚したことが公式に発表された(Getty Images/新唐人合成)

張又俠は生存か死亡か? 同一日に流れた2つの説

中共内部の権力闘争が怪しさを増している。軍事委員会副主席・張又俠をめぐるニュースが絶えないが、真偽の判別は困難だ。同日、ある情報では張又俠はすでに死亡したと伝え、別の情報では北京で依然として拘束中であると伝えた。

2月23日、カナダ在住の民主活動家・盛雪氏はXにて、国内の情報筋から緊急電話があり、張又俠がすでに処刑されたとの連絡を受けたと投稿した。死因については今のところ不明だという。また、習近平はすでに中共内部をすべて「片付けた」とも伝えられている。

一方、同日、独立系時事評論家の蔡慎坤氏は自身のメディア番組の中で、得られた最新情報として次のように述べた。張又俠は拘束後、一貫して北京に監禁されており、北京衛戍区(えいじゅく)と中央警備局による二重の監視下に置かれている。彼の安全は「絶対的に保証」されており、健康状態も「何ら問題なく」、家族も「影響を受けていない」という。

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