2026年1月12日、ハメネイの画像を燃やす抗議者(Henry NICHOLLS / AFP via Getty Images)

ハメネイ殺害作戦の内幕 イスラエル軍が偽装で油断誘い ミサイルは宇宙空間から突入

イスラエル軍がイランの最高指導者ハメネイ師を殺害したとする作戦の内幕が次第に明らかになってきた。英メディアの報道によると、イスラエル軍は事前に幹部が休暇に入ったかのように装い、イラン側の警戒を緩めたうえで、最新型の「ブルー・スパロー・ミサイル」を用いて奇襲攻撃を実行したという。

現地時間2月28日午前、アメリカとイスラエルは突然空爆を開始し、ハメネイ師を含む40人以上のイラン高官を殺害した。米トランプ大統領はその後、当時、ハメイネイ師は腹心たちを集めて会議を開いており、朝食を取っている最中に殺害したと明かした。

イギリス紙デイリー・メールは3月5日、イスラエル国防軍の関係者の話として、攻撃の数時間前、すなわち2月27日の夜、イスラエルの将軍らが国防省を離れたと報じた。軍はその後、あえて軍関係者や指導部が帰宅し、家族と安息日のシャバット(休息と聖別の時間)を囲んでいる」様子をSNS等で拡散。「週末は軍の機能が停止する」という偽の平穏を演出したのだ。

▶ 続きを読む
関連記事
サウジアラビアは2025年、中国主導の越境デジタル通貨決済網「mBridge」への参加を終了した。実証実験の完了を理由とする一方、ドル基軸通貨体制と米中の金融覇権競争を背景に、離脱の実態には不明点も残る
トランプ米大統領は、イランへの大規模攻撃を再開するかどうか重大な決断を控えていると明らかにした。国連総会では湾岸6か国の首脳と会談し、今後の対イラン政策を協議する予定だ
イスラエルとモロッコは外交関係の格上げで合意した。既存の外交代表部を大使館に格上げし、大使を相互派遣するほか、航空便や投資、経済・貿易分野での協力も拡大する
イランの貨物船が9月13日、ホルムズ海峡付近で攻撃を受けた。また、イランが支援するフーシ派はサウジアラビアへの新たな攻撃を表明した。地域の海運と石油供給の安全を巡る懸念が強まっている。
サウジアラビアの主要な石油パイプラインが9月10日、無人機による攻撃を受けた。イラク政府は9月12日、無人機がイラク領内から発進したことを確認し、さらなる調査を行うと表明し、イランとの国境にある主要な検問所2か所を閉鎖した。