中国格安ECから流入する小包に フィンランドが課税強化へ
フィンランド政府は9日、省庁横断の調査報告書を公表し、大量に流入している中国発の安価な小包に対する規制を強化する方針を示した。矛先は、TemuやSHEINなど、近年急速に事業を拡大している中国発の通販サイトに向けられている。
データによれば、昨年1年間で中国からフィンランドに届いた小包は4千万個を超え、1商品あたりの平均価格は6ユーロ(約1100円)未満だった。欧州委員会による検査では、そのうち84%の製品から有害な化学物質や重金属が検出されており、消費者の安全と環境問題への懸念が高まっている。
フィンランド政府は、これらの低価格商品はほとんどが中国発だと指摘している。注文の数があまりに多いことに加え、EUの規制ルールが統一されていないため、多くの海外通販サイトは事実上、責任を問われにくい状況にあるという。報告書は、対応の方向性として3つを提示している。すなわち、関税管理の強化、市場監督体制の統合、生産者責任の強化だ。
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