緊迫する円安160円攻防戦 中東有事の影で加速する「日本売り」の正体
「断固たる措置を含めて、そういう姿勢でいる」――。
16日の参院予算委員会。片山さつき財務相の言葉には、かつてない緊迫感が漂っていた。1ドル=159円台という、2024年の介入水準を再び突き抜ける円安。市場は今、単なる通貨の変動を超えた「日本経済の地殻変動」を注視している。
なぜ今、これほどまでに円が売られ続けるのか。その背景には、一過性の地政学リスクだけでは説明できない、多層的な因果が潜んでいる。
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