能動的サイバー防御 10月始動へ 「第5の戦場」対応で未然防止体制を構築
政府は3月17日の閣議で、重大なサイバー攻撃を未然に防ぐ「能動的サイバー防御(ACD)」の運用を2026年10月1日から開始すると決定した。2027年の全面導入を見据えた体制整備の第一段階と位置付けられ、従来の受動的防御から先制的対処への転換が本格化する。
今回の制度の目的は、国家や社会インフラに対する深刻なサイバー攻撃を未然に阻止し、国民生活や経済活動の影響の最小化にある。背景には、中国や北朝鮮、ロシアなどを背後とする攻撃グループの活動の高度化がある。重要インフラへの潜伏型攻撃や、暗号資産を標的とした資金獲得型サイバー犯罪が相次ぎ、従来の「侵入後に対処する」防御モデルでは対応が困難となっていた。
さらに、ウクライナ情勢で顕在化したように、軍事行動に先立って通信・電力などの基盤を無力化する「ハイブリッド戦」が現実の脅威となっている。こうした状況を踏まえ、サイバー空間は陸海空・宇宙に続く「第5の戦場」と位置付け、平時からの先制的対応能力の整備が不可欠と判断した。
関連記事
自民党は9月16日、臨時の総務会を開き、高市早苗総裁のもとで新たな党役員人事を決定し、新執行部を発足させた。麻生太郎副総裁や鈴木俊一幹事長ら主要幹部を留任させ、政権運営の安定を重視した布陣となった。翌17日には高市首相が内閣改造を行い、木原稔官房長官が「第2次高閣」の閣僚名簿を発表した。
自民党は9月16日、臨時総務会を開き、高市早苗首相(党総裁)の下で新たな党役員人事を決定した。麻生太郎副総裁や鈴木俊一幹事長らを留任させ、執行部の骨格を維持した。重要法案の審議を控え、政権運営の安定と党内融和を優先している。
政府は9月15日の閣議で、税制改正大綱を決定した。2027年4月1日から2年間、飲食料品の消費税率を1%に引き下げ、2029年度に本格導入する所得連動型の直接給付制度「就業者負担軽減支援金」への移行を見据えた臨時措置と位置付ける。
国土交通省は、外国人や外国法人による大規模な土地取得の状況について、国土利用計画法に基づく届出データの集計結果を初めて公表した。2025年7~12月の届出件数は68件で全体の0.7%、取得面積は124ヘクタールで全体の0.5%だった。
総務省は14日、日本郵便から申請があった内国郵便約款の変更を認可したと発表した。クレジットカードなどの受け取りに利用される「本人限定受取郵便」について、ICチップ情報の読み取りなどに移行する。2027年4月1日の実施を予定している