2月25日、アラブ首長国連邦北部のホルムズ海峡に位置する都市フジャイラの沖合に停泊する貨物船とタンカー(Giuseppe CACACE / AFP via Getty Images) 

イラン戦火で北京のエネルギー事情が逼迫? 習党首がトルクメニスタン元首と緊急会談

水曜日(3月18日)、習近平党首は北京でトルクメニスタンの指導者と緊急会談を行い、天然ガス協力の拡大を通じてエネルギー不足を補う道筋を模索した。同時に、北京当局は戦略備蓄原油の放出を開始したことを認めており、イランでの戦争が中国のエネルギー安全保障に実質的な影響を及ぼしていることが浮き彫りとなっている。

水曜日、習近平は、北京を訪問したトルクメニスタンのベルディムハメドフ大統領と会談した。公式発表された文書の中で、中国側はまず、双方がさらに「天然ガス分野における協力規模を拡大する」必要があると強調した。

トルクメニスタンは世界第4位の天然ガス埋蔵量を誇り、長らく中国にとって最大のパイプライン天然ガス供給国である。習がこの時期に中央アジアのエネルギー大国へ積極的に働きかけたのは、悪化するイラン情勢によって生じたエネルギーの空白を埋めるためであることは明白だ。

▶ 続きを読む
関連記事
景気低迷が続くなか、例年なら夏の旅行シーズンを迎えている各地で、観光業者から「観光客が少ない」「観光地が閑散としている」との声が相次ぐ
高級ブランド大手エルメスのアクセル・デュマ執行会長は、消費動向を判断する指標として豚肉価格に注目していると明らかにした。豚の生体価格は約10年ぶりの低水準に落ち込み、養豚企業の赤字も拡大している
中共は、海外信託への資産移転、運用益、清算益を課税対象とする新ルールを発表。税率は20%で、過去の未納分も90日以内の申告を求める。香港の保険商品にも課税が広がると指摘
中国の自動車市場で、合弁・外資系ブランドのシェアが2026年6月に24.5%まで低下した。中国系ブランドは上半期に71.8%を占め、日米独メーカーは販売が大幅に減少。EV転換の遅れや海外サプライヤー依存が背景にある
フォーチュン中国500強で国有企業の支配力が一段と拡大。不動産大手は順位急落・脱落が相次ぎ、中国経済の構造転換とAI偏重戦略の実態が浮かぶ