メガソーラー支援の廃止を正式決定 =経済産業省
経済産業省は2026年3月19日、大規模太陽光発電所(メガソーラー)への支援を廃止することを正式に決定した。共同通信などが報じた。市場価格に上乗せして電気を買い取る制度において、2027年度以降の新規事業を支援対象から除外する。
この方針転換の背景には、昨年(令和7年12月23日)の関係閣僚会議で決定された「大規模太陽光発電事業(メガソーラー)に関する対策パッケージ」が存在する。2012年のFIT制度開始以降、日本国内では太陽光発電の導入が急速に拡大した。しかしその一方で、自然環境の破壊、安全性への不安、景観の悪化など、地域において様々な懸念が生じる事態となっていた。
再生可能エネルギーの導入は、国富流出の抑制やエネルギー安全保障の観点から極めて重要であるものの、地域との共生や環境への配慮が大前提である。そこで政府は、地域と共生する望ましい事業を促進し、不適切な事業には厳格に対応するため、同パッケージにおいて「不適切事案に対する法的規制の強化」「地域の取組との連携強化」「地域共生型への支援の重点化」という3つの柱を打ち出した。具体的には、環境影響評価の対象見直しによる自然環境の保護、電気事業法における保安規制の強化、景観法の活用促進などの厳しい措置を順次実施していく構えである。
関連記事
高額な医療費の自己負担を抑える「高額療養費制度」が、2026年8月から見直される。月ごとの自己負担限度額を変更する一方、長期にわたって治療を受ける患者や低所得者層へのセーフティネットを強化するため、新たに年間の自己負担上限を設ける。
片山さつき財務相は7月31日の閣議後記者会見で、「責任ある積極財政」によって強い経済を実現する一方、財政の持続可能性も確保する方針を改めて強調した。
政府の新たな情報機関「国家情報局」が発足。警察や外務、防衛などの情報を一元化し、インテリジェンスの司令塔へ。国家情報会議では、高市政権はスパイ防止法や対外情報庁創設の議論も本格化させる。
消費税減税を議論している実務者会議では意見がまとまらない。中間とりまとめによると、意見は、時限的な減税ではなく給付で対応すべきだとする立場、恒久財源を確保したうえで恒久的に減税すべきだとする立場、本格的な給付制度の導入までのつなぎとしてできるだけ早く税率を引き下げるべきだとする立場の三つに分かれている。
高市首相は中所得・低所得者の負担軽減に向け、飲食料品にかかる消費税率を2027年4月から2年間、現在の8%から1%に引き下げる方針を表明。2029年4月には所得に応じて支援額を調整する「所得に連動したきめ細かな給付」を本格導入する