マイク・ウォルツ駐米米国大使(3月の安全保障理事会議長)は、2026年3月11日、ニューヨーク市の国連本部で開催されたイラン紛争に関する国連安全保障理事会会合で演説を行った(Michael M. Santiago/Getty Images)

米国 国連での中国の影響力に対抗 ウォルツ大使が台湾の国際的役割支持

マイク・ウォルツ米国連大使によると、米国は国連における中国の影響力に対し、職員配置や指導的役割をめぐる競争、および台湾の国際機関への参加支持を挙げて対抗措置を強めている。

昨年国連大使に就任したウォルツ氏は、3月20日に開催された議会の現地公聴会で、中華人民共和国(PRC)が自国の拠出金を活用し、国連システム内での影響力を拡大させていると述べた。

ウォルツ氏によれば、中国は国連への資金提供を背景に、ポスト(役職)の明け渡しを激しく迫っているという。同氏は「我々が戦略的に重視しているのは、米国の産業競争力に直結する機関だ」と強調。国際海事機関(IMO)や国際電気通信連合(ITU)、国連食糧農業機関(FAO)、世界知的所有権機関(WIPO)といった、ルール作りを担う専門機関の名を挙げた。

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