写真は米国議会(Tom Brenner/Getty Images)

中国発 外国人標的の詐欺事件が急増=米中経済安全保障調査委員会

米中経済安全保障調査委員会(USCC)は3月、米国民を中国共産党(中共)関連の詐欺拠点から保護することに関する報告書を発表し、中国の犯罪組織が詐欺活動のグローバル化を推進しており、外国人を専門的に標的とする詐欺が存在することを指摘した。

米中経済安全保障調査委員会が3月に発表したこの中国詐欺被害に関する報告書は、「米国民の中国関連詐欺拠点からの保護:新興トレンドに関する最新動向(rotecting Americans from China-Linked Scam Centers: An Update on Emerging Trends)」と題されている。報告書は主に五つの内容を収集・分析・論述している。

報告書はまず、中国の犯罪集団が東南アジアで運営する産業規模の詐欺センターが米国民にもたらす損害が拡大し続けていることを指摘した。米国政府の推計によれば、2024年に米国民が東南アジアの詐欺活動によって被った損失は少なくとも100億ドルに達し、2025年の損失額はさらに増大すると見込まれている。

▶ 続きを読む
関連記事
司法への絶望が「英雄」を生む。殺人容疑者の逃亡を助け、「懸賞金をもらっても通報しない」と語る人々。なぜ警察や司法への不信が、殺人者への共感にまで変わるのか。中国社会にたまる怒りの深層を追った
中国で地方財政難の影響が公務員や教師などに波及している。一部地域では減給や業績手当の停止に加え、コロナ封鎖期間中に支給した防疫手当や過去の奨励金の返還を求める動きも出ている
香港空港で中国本土から米国へ向かう一部乗客に「二次検査」が実施された。中共の新たな出入国管理規定の施行前から、香港で出国管理が強まる動きが注目されている
空の上でトイレ争奪戦?中国南方航空が機内で「便秘に効く飲み物」を提供。乗客100人超、トイレはわずか2つ。いったい何が起きた?
「アメリカ反対!」と叫んでいたのに、米国へ行けなくなるかもとなると慌てて投稿削除? 米ビザのSNS審査強化で、中国ネットに異変が起きている