【百年真相】中共がひた隠す 中国史上唯一の民主選挙は1948年に起きていた
毎年3月になると、中国大陸では「全国人民代表大会」が予定通り開催される。中国共産党(中共)はこれを「全過程人民民主(あらゆる過程において人民が主役である民主主義)」であると大々的に宣伝し、代表の一人ひとりを「民意の代弁者」として仕立て上げる。滑稽なのは、1954年から70年近くも代表を務め続けた申紀蘭だ。彼女は「普段、有権者と交流していますか?」との問いに対し、「いいえ。私たちは組織の民主的な選出に従っているのですから、個別に有権者と会うような不適切なことはしません」と、民主主義の定義を根底から覆すような回答をした。
このような「民主」などは単なる子供騙しであり、絶望すら覚える。
しかし、歴史は私たちに、中国にもかつて真の民主選挙があったことを教えてくれている。1948年、国共内戦の戦火の中で、農婦から兵士、知識人から辺境の少数民族に至るまで、数億人の中国人が投票用紙を手にし、自らの手で国民大会代表を選出した。そして、選ばれた代表たちの手によって、国のリーダーである総統が選ばれたのだ。
関連記事
中国共産党(以下、中共)の権力の本質は、典型的な「土匪型権力」である。すなわち、暴力によって権力を奪取し、さらに暴力によってその権力を維持するというものである。
習近平の父・習仲勲も処刑寸前だった。1935年の粛清から現代のAI監視まで、中共の社会統制はどう進化したのか。約9万字の研究報告書『中共治安機関の構造研究』が、1000万人超の情報網やデジタル監視の実態を解き明かす。
上海で開かれる世界AI大会を前に、習近平の訪問に合わせて警戒態勢が強化された。高層住宅には窓を閉めるよう求める通知が出たとされ、海外ネット上では当局の対応を皮肉る声が広がっている
中国の繁栄は依然として西側主導の開放的な国際秩序に依存しているが、中共はその秩序の弱体化を画策している。しかしある論文は、秩序を崩すほど自らの繁栄の基盤を損なうリスクが高まると指摘している。日本も対中デリスキングを加速している。
中国セキュリティ企業の内部ファームウェア流出により、通信特徴からVPNや検閲回避ツールを識別する仕組みが判明。遮断や速度制限の可能性、監視体制の高度化が浮き彫りとなった