イメージ画像。中国・北京。(FRED DUFOUR/AFP/Getty Images)
新しい供養の形と静かなメッセージ

中国で広がる奇妙な墓参り 若者は古人に何を託したのか

中国で今年の清明節、これまでにない光景が広がった。

若者たちが歴史上の人物の墓に集まり、薬やお菓子といった現代の品を供える「奇妙な墓参り」が各地で見られた。

清明節は、日本でいうお盆や彼岸に近く、先祖の墓参りをする日である。本来は家族で墓を訪れ、花や食べ物を供え、静かに故人をしのぶ伝統的な行事だ。

しかし、若者たちが自発的に向かったのは、当局が公式に推進する「共産党の英雄」とされる人物ではなく、曹操(三国時代の武将で政治家)、霍去病(前漢の若き名将)、張居正(明代の政治改革を進めた政治家)といった歴史上の人物の墓だった。

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