神韻公演が京都で開幕 悠久の美と叡智に「これが本当の中国の文化」と感嘆の声続々
今月22日、日本各地を巡回公演中の神韻芸術団が、古都・京都にあるロームシアター京都メインホールで公演初日を迎えた。千年以上の歴史を誇る京都の地において、古典芸術が持つ美徳と叡智の世界が幕を開け、来場した観客に感動を届けた。
「驚きの体験!鍛え抜かれた技だけでなく、モチーフと語りの力強さに目を見張りました」ーアカデミー賞受賞女優ケイト・ブランシェット氏
「中国古典舞踊と音楽を最高の舞台にして見せてくれた」ーカナダのスティーブン・ハーパー元首相
「これまで4千以上の舞台を評価してきましたが、今夜観た舞台に匹敵するものはありません」ーブロードウェイの著名な評論家リチャード・コネマ氏
神韻は、米NYに拠点を置く中国古典舞踊および古典音楽の芸術団で、毎年リンカーンセンターやオペラハウスなど世界の名だたる劇場で世界最高峰の古典舞踊を披露し、連日のように満席を記録している。
高度な技、優美な姿、そして豊かな伝統文化に育まれた表現力は、ハリウッドの有名人や政界の要人、芸術家など各国各層で好評を博している。
木下サーカス取締役「大変感動した」「もっと多くの人に知ってほしい」
世界三大サーカスのひとつ「木下サーカス」取締役の木下英樹さんは、神韻公演を初鑑賞。
「もう本当に、衣装や中国の伝統的な音楽とか、そういったものが大変素晴らしいなと感じた」「アクロバットなどの素晴らしい動きにも大変感動した」と絶賛した。
木下さんが印象に残った点として挙げたのは、神韻ダンサーの身体能力および表現力だ。
「女性の動きや衣装がしなやかな雰囲気であったり、また男性の力強い動き、ジャンプ力や跳躍力、日々鍛錬されているなと本当に感じた」とたたえた。
神韻ダンサーの表情にも注目し「目の動きで、女性はすごい優しい瞳をされていて、男性は力強い目力というのを感じた」と語った。
木下さんは公演を鑑賞して、今後仕事に活かす示唆を得たという。
「舞台の衣装や色使い、演出の部分など、たくさん勉強になった」
神韻のデジタル背景幕は、ステージ後方に歴代王朝などの鮮やかな光景を映し出す。静止画にとどまらず、ダンサーが舞台と背景幕に映る世界を行き来しているような演出は、多くの観客から驚きの声が上がっており、天上や各王朝を歴遊するかのような体験を生み出している。
この技術は、神韻芸術団が特許を取得している。
「背景のプロジェクションマッピングの映像が舞台の出演者の方の動きと大変合っていて、新しい舞台の形が色々と活用されているんだなと改めて思った」と、総合的な演出効果を称賛した。
公演では、舞台の下に構えるオーケストラが舞踊にあわせて伴奏する。木下さんは「オーケストラの方も大変素晴らしい演奏をされて、心が一つに合っているような雰囲気」を感じたという。
壮麗な西洋の交響楽と、それに引き立てられる伝統的な中国古典音楽の旋律。その相乗効果により、神韻交響楽団は東西の音楽の美しさを最大限に際立たせている。
神韻の演目は、古典舞踊、舞踊劇、中国楽器の独奏、声楽家の独唱など約20の演目からなり、忠義、孝行、武勇といった美徳や仁義礼智信や善悪応報などの伝統的価値観を表現している。
木下さんは、そうした伝統的な価値観に触れ「やっぱり良いものは良い、悪いものは悪いということ。人は良い行いをして徳を積んでいくことによって、神様に見守られている。そういった昔の仏教や儒教の教えというものは、大変素晴らしく、また大事なことだと改めて思う」と語った。
神韻芸術団は舞踊と音楽を通して、共産主義政権下で失われかけた伝統文化を復興させることを使命としている。
木下さんは、伝統文化を継承・保持していくことについての重要性も強調。
「もちろん次の世代へ、ずっと永遠に残していくべきだと思うし、中国の素晴らしい文化芸術の伝統を、もっと多くの人たちに知っていただきたい」と述べた。
区議会議員「これが本当の中国の文化」と感嘆
東京都江東区議会の二瓶文隆議員は、神韻の公演について「もう素晴らしくて感動した」「これが本当の中国の文化だなと実感した」と語った。
続けて「スケール感、後ろの映像と舞踊の一体感、そして中国の本当に素晴らしい背景が綺麗でしたし、舞踊がそれにぴったり合っていて素晴らしかった」と、舞台芸術としての完成度を称賛した。
古来より、芸術性の深化と道徳性の向上、人格の陶冶とは密接な関係があると考えられてきた。東晋の書家・王羲之は、「字は人なり」とも言われる書の在り方を体現し、書がその人の品格や精神性を映し出すと説いた。また北宋の文人・蘇軾は、詩・書・画を一体のものとして捉え、芸術は技巧ではなく人格と学識の自然な発露であるとする文人芸術の思想を確立した。
山水画の理論を大成した郭煕も、自然との合一を通じて人間の精神性が高められることを論じ、山水画を単なる風景描写ではなく、精神修養の表現と位置づけた。
こうした伝統的な芸術観と同様に、神韻ダンサーも心身修養法である法輪功(法輪大法とも呼ばれる)を修め、日々心身を鍛え、道徳性の向上に努めている。
二瓶議員は、公演において神韻ダンサーの内なる美しさを感じったという。
「(内面の美しさなど)そういうところが演奏や舞踊に出ていた。ただの動きだけではなく、心の中の訓練が積まれているのが表現から伝わってきた」と述べた。
神韻の公演は、荘厳な天国の世界にいる神々が地上に下り、文明を創る物語から、歴代王朝での物語や故事、現代をテーマとした舞踊劇まで、観客を歴史絵巻のような旅にいざなう。
二瓶議員は「一番最初の、日本では天尊降臨と言いますが、天から神様たちが地上に降りてきて文化を作っていくというところは、まさに日本の神話と同じだと思った」と語り「天から降ってきて、年数が経過するとともに道徳が失われていくというストーリーが素晴らしかった」と述べた。
また、現代社会における道徳の希薄化に触れ「天尊降臨で、神様が日本に下りてきて、すべて私達の祖先も神様から発祥しているといったものが今失われている」と述べ、「本来の純粋な心を、本来の素晴らしい人間というものを取り戻したいなと思う」と政治家としての意気込みを語った。
神韻の声楽家は、高難易度なベルカント唱法を会得しており、圧倒的かつ透き通った声で、心の琴線に触れるような清高な歌詞を歌い上げる。
「歌も素晴らしかった。ソプラノの歌唱とピアノの演奏で、歌詞が素晴らしかった」と述べ「本来のあるべき人間、中国であろうが日本であろうが同じ人間として心に響いた。本来の純粋で綺麗な心を取り戻そう、というメッセージとして受け取った」と語った。
舞踊劇の中には現代中国における重大な人権問題を扱う演目もある。二瓶議員は「一番心が痛い思い。私は臓器狩りの実態について、これからも日本で広めていきたいと思っている。あってはならないことであり、世界的に許してはならない人権侵害だ」と指摘した。
2006年に設立した神韻は今や8つの同規模の芸術団を持つに至り、それぞれ専属のオーケストラを擁している。昨シーズンの世界巡回ツアーでも神韻芸術団は5大陸の200以上の都市を訪れ、一大センセーションを引き起こしている。
(詳細は神韻公式サイト、チケット情報を参照)
大紀元は神韻芸術団の後援として、2006年の芸術団創設以来、観客の声を伝えています。