2023年7月19日、中国・新疆ウイグル自治区北西部にあるとされる拘禁施設 (Pedro Pardo/AFP/Getty Images)

独に亡命の元新疆警察官 収容施設では「虐待や暴力が常態化」

中国共産党当局による新疆ウイグル自治区のウイグル人に対する人権侵害は、引き続き国際社会の注目を集めている。こうした中、最近、新疆で警察官を務めていた人物がドイツへ亡命した後、現地警察の内部の実態についてメディアに証言した。

ドイツ国際放送「ドイチェ・ヴェレ」の中国語版によると、この元警察官は「張亜博(仮名)」と名乗り、河南省出身で、新疆で18年間生活していた。そのうち10年間は、拘置所、警務室、いわゆる「リハビリ病院」などの機関で勤務していたという。

張さんは、新疆の警察では事件解決数ではなく、ウイグル族など少数民族をどれだけ拘束・収容施設に送致したかが評価基準になっていたと主張。再拘束も含め「送致数」を重視していたと証言した。

▶ 続きを読む
関連記事
香港の民主活動家・黄之鋒氏に新たに懲役10年の判決。釈放は2036年にずれ込む見通しだ。評論家らは今回の判決を厳しく批判し、中共による民主派弾圧を非難
習近平を「亡国の君主」と批判し、6年間服役したと訴える中国の元メディア幹部、程万軍氏が11月3日、台湾で人道的保護を求めた
米人権団体フリーダム・ハウスの報告書で、中国のインターネット自由度は100点満点中9点となり、最低評価を記録した。中国本土では同団体の公式サイトへのアクセスが遮断され、上海の人権活動家も投稿記事を理由にアカウントを停止された
新たな調査報告書が、中国の臓器移植システムに巣食う闇を暴いた。党組織による徹底的な統括と隠蔽構造、そして強制的な臓器摘出の実態に迫る
産経新聞の元北京特派員でジャーナリストの古森義久氏が17日、日本ウイグル協会主催で、東京都文京区民センターで、 […]