ワシントン現地時間16日、G20 財務大臣・中央銀行総裁会議等の議論が終了し、片山大臣(真ん中)は植田日本銀行総裁(向かって右)とともに記者会見を行った(写真:財務省Xアカウント)

片山財務相 円安急落で「断固たる措置」示唆  「外出の時もお休みの時もスマホを離さずに」

4月30日の外国為替市場で円相場が1ドル=160円台後半へ急落したことを受け、片山さつき財務相は同日、為替介入を含む対応に踏み切る可能性を強く示唆した。ブルームバーグは、今回の発言について、為替介入実施に向けた「最終警告」の段階に入った様相だと報じている。

片山氏は同日午後の取材に対し「いよいよ、かねて申し上げてきた断固たる措置を取るタイミングが近づいている」と述べた。具体的な介入の有無や時期については明言を避けたものの、「皆さま、外出の時もお休みの時もスマホを離さずにということだけ申し上げておく」と語り、大型連休中であっても円買い・ドル売り介入を辞さない構えを市場に示した形だ。

片山氏の発言を受け、市場は即座に反応した。ロイター通信によると、2024年7月以来1年10か月ぶりの円安水準となる160円台後半で推移していた円相場は、大臣発言後に一時160円を割り込んだ。ブルームバーグも、円相場が160円台後半から一時159円台まで上昇したと伝えており、市場では実弾介入への警戒感が急速に高まった。

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