新唐人テレビ

中国・瀏陽の花火工場で大爆発 死者26人、実態隠ぺいに疑念

中国湖南省瀏陽市の花火工場で5月4日、大規模な爆発事故が発生した。当局は当初、3人死亡、25人負傷と発表していたが、その後、死者は26人、負傷者は61人に上ったと明らかにした。なお行方不明者もいるとしている。一方、現場映像や関係者の証言が相次いで伝えられるなか、実際の被害は公式発表を上回るのではないかとの疑念も広がっている。事故をめぐっては、中国共産党(中共)体制下でたびたび指摘されてきた情報隠ぺいや被害の過小発表、責任追及を避けようとする行政運営の問題にも注目が集まっている。

現地住民とみられる人物によると、事故当時、工場で130人以上が勤務しており、その全員が犠牲になった。また、消防関係者からの情報だとする投稿では、近隣の町も爆発の影響を受け、地域に残っていた高齢者や子どもを含む約300人が犠牲になり、犠牲者が少なくとも400人に上るとの情報も出ているが、真偽は確認されていない。

事故が起きたのは、5月4日午後4時43分ごろ。瀏陽市にある華盛煙花製造燃放有限公司の作業場で、突然爆発が発生した。事故後、多くの負傷者が地元の2つの病院に搬送された。負傷者の年齢は20代から68歳までで、多くは骨折ややけどを負っているという。

▶ 続きを読む
関連記事
中国・湖南省の警察が上海のIT企業経営者を拘束し、釈放の見返りに1億元(約23億5000万円)を要求したと報じられた。地方財政の悪化を背景に、管轄外企業を狙う「遠洋捕撈」への懸念が広がっている
中国北部で新型コロナ変異株「PJ.2.1」による重症者が急増しているとの証言が出ている。中国のウイルス学者は、内部データで突然死も増えていると明かし、当局による情報統制の実態を語った
中国各地の学校で、保護者や祖父母が棒を持って校門前に立つ「登下校見守り当番」が広がっている。安全対策の一環とされる一方、共働き家庭への負担や高齢者の安全を懸念する声がネットで相次いでいる
中国本土の複数大学で、新入生と保護者に身分証番号、勤務先、収入などの提出を求める事例が判明した。学生情報を共有表で公開したケースもあり、過剰収集と個人情報漏えいへの懸念が強まっている
中国では新型コロナの感染が繰り返される一方、高リスクな生物研究やAIと生物学の融合も進んでいる。微生物学者の林暁旭氏が指摘する、中国で重なり合う生物学的リスクとは何か