イランが中国タンカーを攻撃 北京への警告との見方も
中国メディア「財新網」は7日、5月4日、中国船主が所有する大型の石油製品タンカーが、ホルムズ海峡の入口付近、アラブ首長国連邦のアル・ジャジーラ港沖で攻撃を受け、甲板で火災が発生したと報じた。船体には「中国船主・中国船員」との表示があったが、それでも攻撃を受けたという。
情報筋によると、中国タンカーがホルムズ海峡で攻撃を受けたことについて、中国共産党(中共)当局は強い衝撃を受けているという。中共とイランはこれまで、親密な関係にあるとされてきた。
事件が報じられた後、中共当局は中国との関連を小さく見せようとした。外務省は8日、攻撃を受けた船舶は外国籍であり、船内には中国籍の船員が乗っていたと説明した。
関連記事
中東情勢の緊張が続く中、ホルムズ海峡を通過する石油輸送量が紛争開始後の最高を記録した。米エネルギー長官によると、8月31日の輸送量は1700万バレルを超えた
トランプ米大統領は、イランが再建を進めていたレーダー網が「ほぼ完成するまで待って」米軍が攻撃したと説明。防空・監視施設や海上戦力を標的にし、報復には追加攻撃を警告した
トランプ米大統領は、ホルムズ海峡の国際水域に敷設された機雷をすべて除去・爆破したと発表した。イランには新たな機雷敷設を行えば船舶を破壊すると警告。米海軍は中央航路の安全確保を進めている
米中央軍は5月初め以降、約1300隻の商船によるホルムズ海峡の通航を支援し、6億6千万バレルを超える原油が運ばれたと明らかにした。イランの威嚇や攻撃が続く中、石油輸送の現状を追う
トランプ米大統領は14日、ニューヨーク州ロングアイランドで演説し、イランを打ち破った後、「ホルムズ海峡を米国領と宣言する」と発言した。全米の犯罪率低下を強調し、ニューヨーク州知事選の共和党候補ブレイクマン氏への支持も表明