曇天に覆われた北京・天安門広場(Getty Images)

習近平による高市早苗批判は逆効果に終わる

5月24日、日本の読売新聞は複数の日本政府関係者の話として、トランプ米大統領が5月14日に北京で習近平と行った非公開会談において、習近平が台湾問題に加え、台湾の頼清徳総統と日本の高市早苗首相を名指しで批判し、両者は「地域の平和を脅かす」と主張したうえ、米国に両者を支持しないよう求めたと報じた。

しかしトランプは習近平に同調せず、むしろその場で高市首相を擁護し、高市首相は「優れた指導者だ」と述べた。

中国共産党(中共)政府にとってさらに痛かったのは、トランプが5月15日に北京訪問を終えた後、予定通りエアフォースワン機上から自ら高市首相に電話をかけ、両者が約15分間にわたって通話したことだ。高市首相はその後公式に「トランプ大統領から賜った多大な支持に、心から深く感謝する」と表明した。

▶ 続きを読む
関連記事
中国商務省は7日、反ダンピング調査を巡り、日本産のジクロロシランを輸入する企業に最大99.2%の保証金の納付を義務付けると発表した。一方、赤沢経産相は中国による対日輸出規制について「国際的な慣行に反する」と非難した
中国とネパール国境の土石流災害で、11日間トンネルに閉じ込められていた中国人男性をネパール側で救出した。一方、中国側では生存者は確認されず、救援対応や情報公開をめぐり疑問の声が上がっている
野菜を選ぶとき、つい手が伸びるのは、色鮮やかで新鮮そうなもの。ところが中国では、その「新鮮そうな色」を着色料で […]
米朝接近の兆しが強まっている。トランプ氏は金正恩総書記との年内会談に意欲を示し、水面下での接触も指摘される。米朝交渉が動き出したとき、拉致問題をどう動かすのか。専門家が指摘したのは、アメリカの国益と拉致問題を結ぶ外交戦略と、日本の「情報戦」だった
旅先の「友達」もお金で頼む時代? 中国で「旅のお供」バイトが人気。写真撮影から観光案内まで、大学生の新たな稼ぎ口に