観光ガイドには載っていない穴場を巡り、地元の人しか知らない店で食事を楽しむ。そんな旅を、写真を撮ってくれる「現地の友達」と一緒に楽しめたら、もっと思い出深いものになるだろう。中国では今、観光案内から撮影、話し相手まで引き受ける「旅のお供」サービスが若者の間で人気になっている。
働くのは、夏休み中の大学生など。客と一緒に街を歩き、写真を撮ったり、地元の店や穴場を案内したりする。利用者にとっては、カメラマンというより「現地の友達」のような存在だ。
大学生の稼ぎ口としても注目されている。中国メディアによると、湖北省武漢では、20代の大学生2人が夏休みにこの仕事をし、月に最高7000元(約16万円)以上を稼いだという。料金は半日で数千円ほど。客の好みに合わせて観光ルートを考えるなど、気軽で細やかなサービスが支持されている。
ただし、高収入は一部の例で、誰でも安定して稼げるわけではない。SNSで知り合った人同士が直接約束することが多く、双方の身の安全や、料金・サービスをめぐるトラブルへの不安もある。問題が起きても、解決が難しいという。
「旅のお供」は、一人旅をもっと楽しくしたい若者と、収入を得たい大学生を結びつけている。人気が広がる一方で、安心して利用し、働ける仕組みづくりが課題となっている。
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