2026年3月23日、ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシアがイランと米国・イスラエルとの軍事衝突に情報を提供していると明らかにした。写真は2月24日、キエフで北欧およびバルト諸国の首脳らと会談した後、合同記者会見で発言するゼレンスキー大統領(Photo by Henry NICHOLLS / AFP via Getty Images)

撃ち落とさず無力化 ウクライナ新電子戦兵器「リマ」の実力

ウクライナは最近、防空ミサイルが不足する中、ロシアの無人機やミサイルに対抗するため、自国開発の電子戦システム「リマ」への依存を強めている。

このシステムは、ウクライナの防衛系スタートアップ企業「カスケード・システムズ」によって開発された。主な役割は目標を直接撃墜することではなく、飛来する兵器の衛星ナビゲーション信号を妨害・偽装し、軌道から逸脱させる点にある。

開発者の一人は、米ニュースサイトのポリティコに対し、たとえ衛星信号が遮断されてもロシアの長距離兵器は慣性航法によって飛行を継続できるが、精度は大幅に低下すると説明している。100キロメートルごとに約2キロメートルの誤差が生じる可能性があるとしている。

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