2026年3月23日、ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシアがイランと米国・イスラエルとの軍事衝突に情報を提供していると明らかにした。写真は2月24日、キエフで北欧およびバルト諸国の首脳らと会談した後、合同記者会見で発言するゼレンスキー大統領(Photo by Henry NICHOLLS / AFP via Getty Images)

撃ち落とさず無力化 ウクライナ新電子戦兵器「リマ」の実力

ウクライナは最近、防空ミサイルが不足する中、ロシアの無人機やミサイルに対抗するため、自国開発の電子戦システム「リマ」への依存を強めている。

このシステムは、ウクライナの防衛系スタートアップ企業「カスケード・システムズ」によって開発された。主な役割は目標を直接撃墜することではなく、飛来する兵器の衛星ナビゲーション信号を妨害・偽装し、軌道から逸脱させる点にある。

開発者の一人は、米ニュースサイトのポリティコに対し、たとえ衛星信号が遮断されてもロシアの長距離兵器は慣性航法によって飛行を継続できるが、精度は大幅に低下すると説明している。100キロメートルごとに約2キロメートルの誤差が生じる可能性があるとしている。

▶ 続きを読む
関連記事
イラン大統領府向けの機密報告書で、国民の政府への怒りや政権不信が深刻化していることが明らかになった。80%超が食料不足に直面し、専門家は新たな抗議の可能性を指摘している
欧州委員会が中国のECサイト「アリエクスプレス」に約1000億円(5.5億ユーロ)の制裁金。違法商品や模倣品、不安全な製品の販売を放置し、広告や推薦機能で消費者に表示と認定
中国・敬業集団が買収した英鉄鋼大手を英国政府が国有化。高炉閉鎖への懸念を背景に、国家安全保障とサプライチェーン強化を重視する姿勢が鮮明になった
中共税関当局のデータで、6月の日本向けガリウム、ジスプロシウム、テルビウム、イットリウムの輸出がゼロだったことが分かった。政府の通商白書は、中共の輸出規制がサプライチェーンに与えるリスクを指摘
「W杯が終わらなければいい」開催都市の飲食店オーナーも笑顔。ホテル収入は35%増、カード利用額は6.3%増と4年超ぶりの伸びを記録。W杯が米国経済を力強く後押ししている