中国経済には多くの潜在的リスクが存在する。※画像はイメージ(VCG/VCG via Getty Images)。

中国 2026年1〜4月の財政データ 地方政府債務の悪化を示す

中国財政部が新たに公表した2026年1~4月の財政収支データによると、全国の財政収入は表面的には増加を維持しているものの、内訳を見ると主要指標の多くで顕著な「二極化」が見られる。株式市場の取引活況が印紙税収入を押し上げる一方、不動産は引き続き地方財政の重荷となり、企業収益も明確な改善は見られない。加えて、地方政府の債務圧力は一段と強まっている。  

2026年1〜4月の全国一般公共予算収入は8兆3400億元(約180兆円)で、前年同期比3.5%増であった。全国一般公共予算支出は9兆4800億元(約205兆円)で、同1.3%増となった。このうち中央財政収入は前年同期比4.6%増と、地方財政の2.7%増を上回り、地方財政の負担が中央よりも重い状況が続いていることを示している。  

また、中国の公式経済データの信頼性については、外部からの疑問が引き続き指摘されている。不動産市場の低迷と地方債務圧力の拡大という背景の下、一部の経済的圧力が公式データに十分反映されていない可能性もある。  

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