中共 対外投資の新規則を施行へ ハイテク競争の亀裂が深まる
中国共産党(中共)は6月1日、技術・データ・人材の国境をまたぐ流動を伴う対外投資への審査を強化する新規則を公表した。専門家は、新規則は人・技術・資金の流出を封じることを目的としており、中共の焦りを映し出していると指摘する。また、新規則は国際市場に対する中共の誤算を体現するものでもあり、先端技術をめぐる地政学的な亀裂を一段と深めるとの分析もある。
中共国務院は対外投資に関する新規則を公布し、新規則は7月1日から正式施行され、個人を初めて規制対象に組み入れ、技術・データ・知的財産および専門人材の越境移動を重点審査対象に指定し、対外投資安全審査制度を新設している。
また新規則は、対外投資を行う際に許認可・届出および越境資金登記などの手続きを義務付けるほか、国家安全保障に影響を与え、または与えるおそれのある対外投資や資産移転を審査対象としている。
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