ニューヨーク市内に設置されたワールドカップ関連のサッカー装飾(Angela Weiss/AFP via Getty Images)

2026年W杯に猛暑リスク 選手・観客に熱中症懸念と気候研究が警告

最新の複数の気候研究によれば、6月11日にアメリカ、カナダ、メキシコで開幕する2026年FIFAワールドカップは、極端な高温や高湿度、さらには雷雨といった気象条件に見舞われる可能性がある。気候学者は、高温が選手のパフォーマンスや健康に影響を及ぼすだけでなく、数十万人に及ぶ観客にも安全上のリスクをもたらすと警告している。

国際的な研究者で構成される「世界気象帰属(World Weather Attribution、WWA)」が発表した最新の分析によれば、今大会の全104試合のうち、およそ4分の1が、国際プロサッカー選手会(FIFPRO)が推奨する安全基準を上回る気象条件のもとで実施される可能性がある。

研究者によれば、熱中症リスク評価の重要な指標は単なる気温ではなく、「湿球黒球温度(Wet-Bulb Globe Temperature)」である。この指標は、気温、湿度、日射、風速などを総合的に反映し、人間が実際に受ける熱ストレスをより正確に示すものだ。

▶ 続きを読む
関連記事
ルビオ米国務長官は9月10日、南米3カ国歴訪の最終地ペルーでフジモリ大統領と会談した。麻薬対策や移民、貿易に加え、中共による南米での影響力拡大への対抗姿勢を示した
中国共産党(中共)国防部は、カナダと中国共産党政府が軍事協議を再開したと発表した。これを受け、カナダ国内の中国問題専門家から懸念の声が上がっている。
米国が一部のカナダ産品に50%の追加関税を課したことを受け、サッポロビールは米国向けノンアルコールビールの生産をカナダからアメリカへ移す方針を決めた
中国企業がエクアドルに建設した水力発電所をめぐる汚職事件で、裁判所はモレノ元大統領に懲役5年を言い渡した。同発電所では1万7千か所を超える亀裂など深刻な欠陥も見つかっている
天安門事件を目撃し、中共官製メディアの記者からキリスト教伝道師へ転身した汪勁氏の半生。軍の腐敗や臓器収奪、過酷な監視と弾圧の実態を告発し、現在はカナダで自由を語る元中共官製メディアの記者の証言